こんにちはoreさんです。
遂にマスターデュエルにも【ふわんだりぃず】が登場します。
OCGの時系列そのままに進むのかと思ったら、【勇者】と共に遅れて登場することになりましたね。【勇者】は遅れてやってくる……というのが原因かどうかは分かりませんが、環境に大きな影響のあるテーマは運営の都合で前後することがあるのかも?
さて、この記事の内容ですが、いま使っているデッキは丁寧にしまっておいて、すぐに最新テーマ【ふわんだりぃず】に渡って来い!というものです。
そのため、既に【ふわんだりぃず】を使うつもりのプレイヤーに伝えたいことはありません。いくらなんでもそれはあんまりですから、1つだけ伝えておきます。
ふ わ ん だ り ぃ ず これを並び替えると
ふ ん わ り だ ぃ ず ふんわり大豆
本題はちゃんと話します。頭の中までふんわりしてるわけじゃないですよ。
朝食のパンだって、ふんわりじゃなくてカリカリに焼いて欲しいですし。
ふわんだりぃずの良いところ
- 最新パックでテーマのカードが全て揃う
- EXデッキが不要なので安く済む
- 簡単に使えて強い
- 将来性がある
以上です、簡潔にまとまっていますね。順に説明しましょう。
ところで《ふわんだりぃずの良いところ》って書くとカード名みたいだね。
最新パックでテーマのカードが全て揃う
これを説明する必要はなさそうですが、代わりに補足情報があります。
【ふわんだりぃず】と一緒に登場する【勇者】も非常に強力……というか、巷では【勇者】の方が強いって話なんですよね。
今までの新パックはいわゆる「抱き合わせ」で、欲しいテーマと要らないテーマが一緒になっていることが多かったかと思います。しかし今回は強いテーマ&強いテーマ、絶好のチャンス!
もし私のオススメする【ふわんだりぃず】が肌に合わなかった場合でもオマケで付いて来る【勇者】を試せますから、そう悪い話ではないでしょう。
最初は【勇者】を組もうとしてパックを開けた場合も容易に【ふわんだりぃず】への鞍替えが可能です。今はその気がなくても、最後は【ふわんだりぃず】に堕ちているかも知れませんね。浮気ではなく「鞍替え」と言ってあげる優しさが令和のいま求められている人材なんですよ。
EXデッキが不要なので安く済む
マスターデュエルをやり込んでいる方は汎用EXを持っているでしょうから、この利点はカードの少ない初心者ほど刺さります。
始めようマスターデュエル!お友達を誘ってふわんだりぃず握らせよう!
間違っても寿司なんて握らせるんじゃねぇぞ、ネタじゃなくてマジで。
そろそろお気付きの方もいらっしゃるでしょうが、まだ具体的なカードの話をしていません。ここでようやく触れることになります。
テーマの各カード紹介はOCGで公開されたときの記事(1年前)にあります。
今すぐに読んでも構いませんが、ふわんだりぃずを使う気持ちが湧いてきてから読んでも遅くはありません。
詳細は省きますが、ふわんだりぃずは「何度も召喚できる」という強烈な利点を持つ代わりに「あらゆる特殊召喚ができない」という欠点を持っています。そのためEXデッキを使わずにメインデッキの大型モンスターでしっかりと勝利できるテーマとして作られています。
「EXデッキを使う可能性はゼロ」とまでは言いませんが、無くても勝てるし、使わないまま勝つ試合の方が多いでしょうし、もし使う場面が来たとしても本当に使うべきなのか疑心暗鬼に陥ると思います。
ここで大切なのは、【ふわんだりぃず】が自分に合うデッキかどうか確かめるための初期投資が安く済むことです。
ほとんどのデッキはEXも使うので、メインデッキのカードに加えてEXデッキに4種類くらい用意しないと、そのデッキが想定している「気分の良い動き」を実践できません。
一方で【ふわんだりぃず】はメインデッキのみでギミックとして完成しており、EXデッキがなくてもテーマとしての実力を100%発揮できます。お安く揃えて「気分の良い動き」を体感して、それが本当に気分が良いか確かめてから、ここでようやく使うか分からないEXデッキ15枚を用意すれば構いません。後出しジャンケンは最高だぜ。
なんなら15枚じゃなくて半分の8枚くらいでも構わないんじゃないかな。無いから負けたって実感してから足せばいいでしょアハハ!
そして、肝心のふわんだりぃずのカード達のレアリティですが、
すのーるUR (要らない、採用しても1枚)
霞の谷の巨神鳥UR (1枚 ふわじゃないけど同パックで再録)
えんぺんSR (1枚採用)
ろびーなSR (かならず3枚必須)
いぐるんSR (おそらく3枚必須)
未知の風SR (1枚採用だと思う。0枚でも構わない)
R,Nはいっぱい作れるので省略
こんな感じです。すごく安い…!
もちろんダイヤ1を目指すために強いデッキを組む場合は汎用カード達、各種《壺》などで他にも高レアリティのカードを要求されますが「とりあえず【ふわんだりぃず】で遊んでみたい!」という方はパックを開けるだけで非常にお安くこのテーマを楽しめると思います。ぜひ遊んでみてね!
簡単に使えて強い お手軽つよつよ!
初動のモンスターを場に出して、
そこから他にもいくつか場に出して、
テーマ専用の魔法罠をサーチして、
相手を邪魔するカードを場に伏せて
おしまい
さすがに4行くらいは必要になりますが、基本的にはコレを繰り返すデッキです。
他の強力デッキも似たようなことをやりますが【ふわんだりぃず】は極端に簡略化されていて、レベル合わせや素材の数、モンスターを置く位置などを考える必要はありません。
例えばシンクロ全盛期はモンスターのレベルを上手に合わせて、EXデッキを使って複雑な展開を行いましたよね。どう展開していけば、より良い布陣を作り出せるのか?
私はこのアニメキャプチャが好きです。遊戯王と言えばコレなのよ。
でもね、ふわんだりぃずはEXデッキを使わないので、悩まずポン!
これで勝ちです。なんかカッコよく電流走らせるイメージを思い浮かべる必要はないの、そんなことしたらカード焦げちゃうよ(笑)
悩まずポン!ですよ。時代は手軽さを求めてる。
こんなこと言うと遊戯王やってる人は「猿でも使えるデッキ」と馬鹿にするでしょうけど、わざわざ難しいデッキを使ってミスして負けるよりはマシなんじゃない?
そう、簡単ってことはミスが少ないってことなんですよ。
遊戯王は手順が多すぎるから、覚えるのもプレイするのも大変です。ついでにマスターデュエルではデジタル特有の「押し間違い」も存在します。プレイ量が多いと怖いね。
ちょっと間違えると取り返しのつかないことになるのも遊戯王の特徴ですかね。
ですから簡単に使えることは立派なセールスポイントの1つです。悩まずポン!
スマートフォンは「直感的に操作できる」ことを声高に宣伝しまくって、いまやこの言い回しは使い古されてしまってそうそう聞かないくらいです。
物騒な話題になってしまいますが、銃は簡単に使えるからこそ兵器として大活躍し、それは一般人の手に余る、いや自衛の為に必要だ、と規制の有無が問題にもなっています。
さて、話をカードゲームに戻しましょう。
初心者でもテーマの持つ実力を100%近くまで引き出すことができるため、相手が上級者であろうと五分、もちろん勝利することもできる。
そんなデッキがあれば、実に素晴らしいとは思いませんか?
【ふわんだりぃず】が環境トップになるほどの性能なら、まさにそんなデッキですね。
ついでに、マスターデュエルという舞台で戦う際に恩恵を得られるのもこのテーマの利点です。フィールドパワーソースってやつだね。
シングル1本勝負でサイドデッキなし!
ちょっと説明するのが難しいけど、実際の紙のカードの遊戯王OCGではサイドデッキというのがあってぇ……【ふわんだりぃず】に効かないカードはサイドアウトできてぇ…… うわ~たいへんだオタクっぽいなぁ。説明省いてもいい?いいよね。いつもありがとう。記事終わった後のすっごい下の方に注釈みたいな感じで書いておくね。
将来性がある
まず初めに、マスターデュエルに追加されるカードがOCGの後追いを続ける場合【ふわんだりぃず】は結構な期間、環境で活躍していたことからその実力を保証されています。
もちろん、勇者&ふわが遅れて実装されたことを根拠に後追いではなくなると考えるのも不自然ではありません。こればかりはちょっとわからないので、各自のスタンスにお任せします。
次に、《ふわんだりぃずと旅じたく》という新規が控えていること。
今でも強いのに、更に強くなってしまう!なんてことだ。
逆にこの新規が来ないと勝ち切れないという意見もありますが、今あるデッキの中では間違いなくトップレベルですからね。新しいテーマは強い。遊戯王の大前提です。
あれ?じゃあ将来性は未定かぁ。ごめんね。
それじゃあ、おさらい!
- 最新パックでテーマのカードを揃えられるし、オマケで勇者も付いて来る
- EXデッキが不要なので安く揃えられて、手軽に気に入るかどうか試せる
- 簡単に使えるからすぐ覚えてフルパワーを出せるし、ミスも少ない
- 将来性がある……のかどうかは各自の判断でお願いします
お安く、手軽に、勝てる。これは優良テーマですねぇ……
プレイヤー全員【ふわんだりぃず】になるだろ。
ミラーマッチ不可避。そうだ、越冬しよう。
これでこの記事は終わりにしようと思います。
おっと、ふわんだりぃずのカードやデッキについては触れないまま終わってしまいましたね。どのパックを開けるのが良いか教えるだけの記事でした。
でもね、カードのことについては過去に書いたものがあるのでね。
デッキレシピは自分で組むか、どっかで調べてくれればいいよ。
この記事を読んで初めて【ふわんだりぃず】に決めた!って思い改めるような人はそんなにマスターデュエルやり込んでないから、まずはどっかで拾ったレシピで満足できるはずです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
最後に、途中で省略したサイドデッキのお話(初心者向け)を書いておきます
【ふわんだりぃず】はマスターデュエルで有利
マスターデュエルにはシングル戦しかありません。ランクマッチでもシングル。
紙のOCGでは2本先取の最大3試合を戦うルールになっていて、明確にマスターデュエルとは異なります。そして、その3試合の合間に「サイドデッキ」と呼ばれる15枚の控えカードの中から好きなだけメインデッキのカードと入れ替えてから次の試合に臨みます。(必ず入れ替える必要があり、入れるだけ、もしくは抜くだけということはできない。言い換えるとデッキ枚数が変わらないようにする必要がある。)
このカード入れ替えで具体的になにが起こるかと言うと、
相手のデッキに効かないカードを抜いて、代わりに効くカードを入れる
ということをするんですね。
お互いに1戦目の内容から対戦相手のデッキ内容を推測して、それを倒すために無駄の少ないデッキに改良して次の試合を始めるんです。
【ふわんだりぃず】は特殊召喚をしないデッキなので《増殖するG》が効きませんし、《虚無空間》も意味が無いです。《ニビル》もそんなに召喚しないから若干怪しいでしょうか?
特殊召喚をしないおかげで、他の大多数のデッキに通用するカードを腐らせるのもふわんだりぃずの強みの1つです。
もし紙のOCGだったら、こうした腐るカードはサイドチェンジで抜かれてしまい2戦目からはこの強みを失った状態での勝負になるのですが、マスターデュエルではシングル戦なのでサイドチェンジなし。「ふわんだりぃずとマッチングして増殖するGが腐る。 ちゃんと手札誘発を引けたのにどんどん展開された」という発言は今後どんどん見られるようになることでしょう。
【ふわんだりぃず】での話と少し違いますが【エルドリッチ】も恩恵を受けていると聞きますね。1戦目で勝ててもサイドチェンジで魔法罠メタを入れられて2,3戦目で負けてマッチ敗北、という流れがOCGではよく起こるらしいのですが、マスターデュエルではサイドチェンジなし、1戦目に勝ったらそこでさようなら。勝ち逃げです。
……というのがマスターデュエルでの恩恵の話です。